昆布の料理方法
昆布との上手な付き合い方
おいしい昆布を選ぶにはまず色を見ます。良い昆布は緑褐色がかっていてつやがあり
香りの良いよく乾燥した肉厚のものを選ぶと良いでしょう。
一般的に幅の広い昆布は、だしをとるのに適し、細くて長い昆布は煮て食べるのに適してします。また、一概に色が黒くて厚い昆布が良いとは言えません。
生産地や昆布の等級などによっても若干の違いがあり、「そのまま食べてみて、おいしい」昆布は間違いなく良いだしがとれます。ご参考にして下さい。
前もって昆布の種類と特長を知っておくと用途に合わせて上手に選ぶコツになります
正しい保存方法として大切なことは、乾燥した状態で保存しておくことです。
湿気は味を落とす大敵です。使いやすい大きさに切り当座使うものは缶に入れ、
保存するものはビニール袋に包み冷暗所等に保管しておくと良いでしょう。
私たちの健康を維持するためには、適度の運動・バランスの良い栄養・充分な休養ですが、この中でも
最も大切な栄養が足りなかったり、バランスが崩れたりするとストレスや加齢に十分対応できなくなります。
その結果、人間が本来持っている生体恒常性が乱れて病気になります。
高齢化がますます進む日本で、医療問題が大きく取り上げられている昨今、病気になる前に日々の規則正しい・バランスのとれた
食生活を心がけることが大切なのではないのでしょうか?
とはいうものの、時間に追われる毎日を送っている私たちにとって規則正しい・バランスのとれた食生活をすることは大変難しいことです。
そこで、現在では多くのビタミンサプリメントがあふれ、多くの人たちが少なからず利用しているのも現実です。
しかしながら、ビタミンサプリメントはあくまでも「補助食品」であって、主食品ではありません。朝食・昼食・晩食に工夫して栄養豊富な「昆布」
を取りいれバランスの良い食生活を心がけて下さい。
簡単にできる昆布の食べ方
鍋物などに使った昆布は捨てず、柔かくなった昆布をぽん酢などと一緒に食べていただくと、食物繊維を取ることができます。
角切りの昆布を小さな携帯用のビニール袋に入れておき、仕事の合間にキャンディーやガム感覚で食べていただくと大変良いです。
禁煙効果やダイエット効果にもつながり健康維持に役立ちます。弊社では、そのまま食べていただけるおやつ用「角切り昆布」をご用意いたしております。
出し昆布の色について(Q&A)
「出し昆布でだしを取っていたら、出し汁が濃緑色になったが ??」
これは昆布に含まれている葉緑素(クロロフィル)の色素であり、代表的な天然色素の一つです。
この色素は、野菜等に含まれているあの緑色の色素と同一のものであって、人体に対して害になるといったような事は
まったくなく、むしろ体には良いものとされています。
ただその含有量は昆布の種類や採れた場所または採れた時期によって異なり、多いものでは通常の5倍量もの葉緑素が
含まれています。
「出し昆布でだしを取っていたら、出し汁が茶褐色になったが ??」
これも代表的な天然色素の一つであるカロチンの色です。このカロチンは人参の赤色と同一のものであり、人体に対しても
全く害はなく、むしろビタミンAと同じ働きを持つため、体には有効です。
このカロチンの量も昆布の種類や採れた場所または採れた時期によって異なり、たまたま多く含有されたものにおいては濃茶褐色になる事があります。
いただいた昆布の利用方法
ご贈答として、出し昆布やつくだ煮昆布(塩昆布)をいただき、いつの間にか賞味期限を過ぎていたというご経験はありませんか?
でもご安心下さい。出し昆布は賞味期限(大半が12ヵ月)が多少過ぎていても利用方法はあります。まず、昆布の状態を調べて下さい。めったに「カビ」は生えませんが、
保存場所や保存方法でまれに「カビ」がつくことがあります。白い綿状の「カビ」が昆布全体についている場合以外は、大抵は利用可能です。
(かび臭いものは残念ですが、利用できません)
白い粉のようなものは、昆布の表面に浮き上がってきた旨味成分「グルタミン酸」などで、「カビ」ではございません。
「カビ」もなく、においも昆布特有のいい香りがしていたら、出し昆布として十分お使いいただけます。
少しの「カビ」でしたらコップ8分目の水にお酢を少し混ぜた「酢水」を作り、ふきんなどに染み込ませ昆布の表面を軽く拭くと大抵はきれいにとることができ、しばらく乾燥させ「出し昆布」や
「塩昆布」としてお使い下さい。
次につくだ煮昆布(塩昆布)の場合ですが、弊社でもそうですが、最近は健康・安全嗜好から保存料「無添加」の塩昆布が多くなっております。したがって商品に記載の賞味期限を目安にしていただき
極端に賞味期限の切れている(賞味期限より半年以上)商品は再利用が難しいとお考え下さい。賞味期限の範囲内でも、ご心配なら一度火を通されてからお召し上がれば結構かと思います。
”ブレンド昆布 ”新発売!!
この度「昆布の鳥居」では、”ブレンド昆布 ”という商品を開発致しました。昆布は産地によって昆布の形・色・出し汁など違いがあります。なぜだかお分かりでしょうか?
広い北海道の沿岸の大半で昆布は採れます。それゆえ、様々な海流があり海の環境にも微妙な違いがあります。もう一つ忘れていけない大切なことが、川の河口の有無です。
昆布は「海の野菜」と言われますが、山地・内陸の豊富な栄養分をも含んでいます。したがって、山地になどの栄養分が川に流れ、下流の河口からさらには海へとそそぎ込んでいる沿岸で採れる昆布は
良い昆布が採れるといわれています。
真昆布・日高昆布・利尻昆布・らうす昆布など各々の昆布には特有の性質があり、それを生かしてこそおいしい料理ができるのです。
「そんなこと、一般の家庭ではむり」だと思っていませんか?
今回ご案内いたします”ブレンド昆布 ”とは、様々な料理に合った2種類の昆布をブレンドすることで、料理により適した「出し」がとれ各ご家庭でもおいしい料理が可能だということです。
「昆布の鳥居」が長年培ったノーハウをもとに、各料理に合った最適の出し昆布の『黄金比率』を使い”ブレンド昆布 ”を作りました。もちろん使用する昆布は、「昆布の鳥居」が厳選した昆布ばかりです。
北海道の豊かな海の恵みがたっぷり入った、”ブレンド昆布 ”を使って各ご家庭で健康に良い、おいしい本格家庭料理にチャレンジしてみて下さい。
ブレンド昆布 一覧表
商品名(使用昆布) | 商品価格(税込) | 内容料 | ご参考料理方法 |
床南ブレンド(羅臼・道南) | ¥1890 | 30gx10袋 | うどん・そば出し、味噌汁 |
利南ブレンド(利尻・道南) | ¥1470 | 30gx10袋 | 鍋物・おすまし、おでん |
利高ブレンド(利尻・日高) | ¥1680 | 30gx10袋 | 丼物の割り下、煮物 |
※各種”ブレンド昆布 ”は約1.8リットルの水に1袋(30g)を入れ(中火で)沸騰寸前で火を止め出しをとってご利用ください。(季節・水温度により、出しの出る具合が若干違います)
各昆布は、角切りなど小さく切ってブレンドしておりますので、出しを取った後はそのまま食べていただけ、塩昆布・昆布豆などにもご利用いただけます。
昆布の使い方のコツ
一番だしの取り方(すまし用)
沸騰直前に昆布を引き上げ、次に鰹節を入れ火を止めます。そのまま鰹節が沈むのを待って
布巾でこします。最後に塩を一つまみ入れて置くとうまみが安定します。
二番だしの取り方(煮物・みそ汁)
一番だしをとった昆布と鰹節で二番だしをとります。煮物やみそ汁には十分のだしがとれます。
昆布は、縦に切り目を入れておき、だし汁が2割ほど減るまで煮つめます。
酢と相性の良い昆布
濃い醤油で昆布を煮込んだら固くなったという話をよく耳にしますが、こんな場合酢を少量入れると
柔らかく仕上げることができ味に丸みが出ます。
即席漬けにも昆布を使う
即席漬けはどうしてもとがった塩味が残るというのが欠点。そこで、少量の酢と細切りの昆布を加えると
まろやかな味を作り出すことができます。
みそ入れの仕切りとして
平らな容器の中を昆布で十字に仕切り、種類の違うみそを入れておきます。昆布の味がみそに移りおいしくなります。
また、昆布も味噌漬として食べられます。
便利な粉末昆布
炒った昆布を包丁で刻み、すり鉢で粉末状にして冷蔵庫で保存しておくと即席だしや調味料として便利です。
昆布料理の一品
| {昆布なべ} |
幅の広い昆布(真こんぶ又は羅臼こんぶ)をさっと水にくぐらせ水気を拭き両端をくくって舟形にします。あらかじめ出しで煮た
具に程よく味をつけ、食卓に出す前に汁も一緒に船昆布に盛り付け、温めながらいただきます。 |
| {平目の昆布〆め} |
刺し身用の平目に軽く塩を振ったものを昆布ではさんでラップで包み、冷蔵庫で5時間〜6時間入れ身をしめます。
召し上がるときは、平目を薄作りにして細くきった塩吹き昆布をのせていただくのも良いです。 |
☆カーネーション塩昆布を使ったアレンジ料理☆
↑カーネーション塩昆布を野菜サラダにミックス↑
↑炊きたてのごはんにカーネーション塩昆布をトッピング↑
おにぎり・お弁当・お茶漬けにも最高ですよ♪
↑ゆでたパスタ(スパゲッティー)にカーネーション塩昆布&ツナをミックス↑
その他の昆布料理
■松前漬け
昆布とするめはふきんで表面を拭き、やわらかくして細切りにします。人参も同じく細切りにし、数の子は塩出しをして一口大に切ります。
揃えた材料をすべて、しょう油とみりんを合わせた汁によくなじむまで漬け込みます。
■切り昆布と豚肉の炒め煮
豚の三枚肉は固まりのままお酒を入れ一時間ほどゆで、はしが通る程度になったら短冊に切ります。(ゆで汁は取っておく)
切り昆布は数回水洗いし、干し椎茸は水で戻し、5o程度に切ります。油揚げ、こんにゃくも同じ大きさに切ります。
豚肉を炒め、ゆで汁と他の材料を全部入れ、しょう油とみりんを加えてひと煮立ちさせ、中火にして40分程度煮、火を止めて味を含ませます。
■なす・豚・昆布の煮物
昆布は1時間ほど水に漬け、千切りにする。
豚肉は、5〜6cmの幅に切り、沸騰した湯に入れて余分な脂肪を取り除く。
茄子はたて半分に切り、皮に斜めに浅く切れ目を入れ、横半分に切る。沸騰した湯で3分間ゆで、ざるにあげる。
豚肉、なす、昆布を鍋に入れ、昆布の漬け汁をひたひたに加え、強火にかける。沸騰したら、調味料と生姜を入れ、落としぶたをし煮汁が1/4になるまで中火で煮込む。
最後にごま油を加えて軽く混ぜ、煮汁もかけ器に盛る。
■たこと大根、昆布の煮物
昆布を水に1時間ほど漬ける。
ゆでだこは2.5cm角ぐらいに切り、大根・人参も同様に切る。昆布は2cmの角切りにし、生姜は千切りにします。
材料と昆布の漬け汁、調味料、生姜を鍋に入れ強火にかける。沸騰したら弱火にし、落としぶたをし漬け汁がなくなるまで煮ます。
■大ブレイク!!讃岐うどん
昆布を水に1時間ほど漬ける。
時間がない場合は、お鍋に水と一緒に昆布を入れ沸騰直前で取り出し、かつお節を入れ20〜30分ほどしてからかつお節をとれば、だしの出来上がりです。
お好みで「醤油」「みりん」などを加えた「出し汁」に、ゆでた「讃岐うどん」を入れ、とろろ昆布やナルト、ねぎをトッピングすればできあがりです。
<純正根昆布粉末>
今回ご提供の商品は、昆布の中で最も栄養価の高い部分である「根昆布」を独自の製法で丸ごと粉末にし、保存料や添加物、化学調味料などを一切加えていない純正の「根昆布粉末」です。
和食・洋食・中華などの様々な料理のかくし味として、また水やお茶と一緒に混ぜていただくだけで「根昆布水」「根昆布茶」としてご利用していただけます。
根昆布は、元来1本の昆布に1個しかなく、生産量も限られ大変希少価値があり、それゆえ価格も出し昆布に比べれば高いものなのです。利用方法も「根昆布水」として、コップ1杯の水に2〜3個程度の根昆布を半日程度浸し、「根昆布水」を飲むという限られたものでした。
そこで、弊社ではこの栄養価の高い「根昆布」を丸ごと食べていただける商品化を考え【純正 根昆布粉末】を開発致しました。原料の根昆布も、北海道道南産の厳選したものを使用しております。
保存料や添加物、化学調味料などを一切使用していませんので、料理のかくし味や「根昆布水」「根昆布茶」、雑炊やお粥、鍋物はもちろん、カレーやシチューの他、『お好み焼き』や『たこ焼』、自家製の『手打ちうどん』など様々なご利用方法があります。
『昆布屋の調味料』である「純正 根昆布粉末」をぜひご利用ください。内容商品の劣化を防止するためにアルミ袋に入れ、台所のスペースに最適便利なスタンドチャック袋にしました。賞味期間は常温で18ヶ月です。(開封後は湿気等を避け、お早めにご利用ください)
「純正 根昆布粉末85gx4袋」をセットにして
¥3465(税込価格・送料込み)のサービス価格にてご提供!!
商品代金¥3150(4袋)と送料¥315<いずれも消費税込み価格>
☆↑【創作頂昆布】平成23年9月9日公開致しました↑☆
◇お料理に花の入った「カーネーション塩昆布」をぜひご利用下さい◇
ご質問 ご家庭の昆布料理などこちらへ