メールマガジン「昆布とのつきあい」バックナンバー


2010年10月5日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

今回は、「夫婦」について少しお話させて頂きます。NHKテレビ「ゲゲゲの女房」が大ヒットしました。時代背景が違うのでテレビの中の「夫婦像」を今と比較、あてはめるのは少し無理があると思いますが、「夫婦円満」の秘訣というものは今も昔も変わらない気がします。

整いました!! 「夫婦円満」秘訣とは、『思いやりの心』。

別に「夫婦」関係だけに限ったことではなく、人間社会で人とうまくつきあっていくために「思いやりの心」を大切にすることは、一つの大きな要因であるように思います。逆に、人に対して、夫や妻に対して「思いやりの心」を持てなくなった時、信頼できる人間関係(共存)というものは成立しないような気がします。

神様が人間だけに与えた、会話を通してのコミュニケーションこそが、『思いやりの心』を実行に移す大切な手段なのです。縁があって、「夫婦」になった以上、「思いやりの心」を持ってお互いが相手の気持ちを考え行動することが、「夫婦円満」の良薬だと考えます。


2009年10月2日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

今回は、「教育」について少しお話させて頂きます。最初に私の持論でもありますが、子供達と同じ目線になって共に考え、共に生きることが「共生」(きょういく)だと考えます。子供がこの世に誕生した時点から、子供に対する「共生」は始まります。勉学はもちろん道徳、言語、生きるための智慧(ちえ)等々。

学校や熟、地域社会は「共生」の連鎖の一部にしかすぎません。思うに、自分の子供の事は親である父や母が一番よく知っているのは当然だと思います。学校に任せているから・・・、熟で勉強を習っているから・・・、共働きで子供と一緒に過ごす時間が少ないから・・・、友達としか話しをしないから・・・、話題が全くなく親子の会話ができないから・・・。

よく考えて下さい、すべて大人、親の勝手な言い訳ではないでしょうか?

受験を控えた子供さんをお持ちのお父さん・お母さんに一言。受験勉強の事はわからなくても一緒に問題を解いてあげて下さい。全くわからなくてもいいですから一緒に考えてあげて下さい。進路(学校)の事も一緒に悩んであげて下さい。友達や学校、趣味やファッション、恋愛の話も聞いてあげて下さい。

その事が、同じ目線で一緒に生きていくことなのです。受験生は受験勉強のこと、将来のことでとっても不安な精神状態なのです。口ではうるさがったり、嫌がったりしても親は、根気強く一緒に会話をする時間を作って下さい。
1年365日、1日24時間、いくら忙しいと言っても親が寝る時間を惜しめば、30分や1時間、いやそれ以上もの時間を子供と会話する機会を得ることは十分可能です。親子の会話を通して、子供達は自分一人ではなくお父さんやお母さんも一緒に考えてくれていることを「肌」で感じとるのです。

結果として、不安が解消され、心に余裕ができ、勉強もはかどり、希望の進路(受験合格)に進むことができるのです。

子供たちにとって長い・暑い「夏休み」も、まっ只中。親子の「共生」(きょういく)についても、心から熱い会話をぶつける良い機会であるような気が致します。


2007年2月10日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

今年に入ってからも暖かい日が続いていますが、世界的に暖冬傾向の状況です。地球温暖化の影響は、私達の生活の身近にまで迫っているような気が致します。

産業革命以来の、人類や世界経済の発展と共に、地球環境は大きく変化しました。「豊かさ」を追い求め続ける反面、人間は大切なもの(自然・心の豊かさ)を失いつつあるのも事実であります。結果として回りまわって、私達人間に降りかかってくる諸問題でありますが、その環境の変化の速さに対応できていないのが現状であるように思います。

弊社の取り扱う「昆布」につきましても、地球温暖化の影響のため、海水温度の上昇による昆布採取地域の北上、昆布生息地域の減少等々、様々な面での弊害が出ており地球規模での早急の対策が求められる段階にまできました。
私達一人一人の地球を思う行動が、今にもまして大切な時期なのではないでしょうか。


2006年12月9日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

今年も残りわずかとなりました。一年という月日はあっという間に過ぎるものです。今年はみなさんにとって良い年でありましたか?

良い年であった人も、そうでなかった人も、来年は良い年でありますよう心よりお祈り申し上げます。

今年は「教育」に関する様々な問題あった年でもありました。今では死語となりましたが、「三歩下がって師の影踏まず」という言葉のごとく、学校の先生と生徒の関係には「尊敬」という観念が薄れつつあるように思います。 先生と生徒という関係の他にも、親と子、夫と妻という関係でも同じことが言えるのかも知れません。「時代の流れ」という言葉で済ませて良いものでしょうか。

目上の人、自分の親、会社の先輩、学校の先生、近所のおじいちゃん・おばあちゃん等々、尊敬される立場の人達は、尊敬する立場の人よりもずっと豊富な経験を積み重ね、人格向上に努力精進しなければならないと考えます。
私の持論でもありますが、一般にいう「教育」ではなく「共育(きょういく)」、親が子供の目線に立って対話し共に育ち、共に成長するという考えです。「尊敬しろ」ではなく「尊敬したくなる」父親、母親、先生、先輩が一人でも多くなることが、「教育再生」という問題を 解決できる近道であるように思います。


2006年9月9日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

9月、10月は一年でも一番過ごしやすい季節です。朝晩涼しくなりますが、お風邪には十分お気をつけお過ごし下さい。

今年も3分の2が過ぎました。一年はあっという間に過ぎます。あまり良いニュースのない今年ですが、9月6日の親王様ご誕生には、全国の国民が心より御祝いをされたことと存じます。

21世紀の日本は、「少子高齢化時代」だといわれます。先祖・祖父母・親・子・孫・ひ孫・・・・というように子孫繁栄を願う時、私達個人でできることには限界があり、国や行政も含めた大きな取組みも大切になります。世界中どの国も「子は将来の宝」です。 未来の地球・人類の存亡をかけたタイムリミットは、確実に少なくなってきていると考えます。弊社では、「食」という人間の生存の基盤となることを通して、人類が突き詰められた命題に真摯に取り組んで参る所存であります。


2006年7月8日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

暑中お見舞い申し上げます。各地では豪雨による土砂崩れや河川の氾濫による被害が出ていますが、十分ご注意の上お過ごし下さい。

今年も暑い夏がもうすぐそこまでやってきています。毎年来る「夏」の季節ではありますが、年々環境の変化による異常な気候になっているように思われます。

地球温暖化やオゾン層の破壊などを阻止するため、「環境保護」といわれて幾久しくなりますが、一向に改善されない状況を考えますと、「云うは易し、行うは難し」なのでしょうか。
人間という生き物は、一度良い生活、環境で生きてしまうと、なかなか以前の生活水準に戻るということが難しいという事ではないのでしょうか。
しかしながら、このままの状況で「未来の地球」を想像すると、悲観的に考えてしまうのも事実であります。

人類一人一人が、地球という家の家族であるということを真剣に考え、できることから実行すべき時にさしかかっているのではないでしょうか。 私達に大いなる恵みを与えてくれる海で採れる「昆布」を生業としている弊社にとりましても、貴重な資源である「昆布」を皆様方の食卓へお届けするべく多方面に亘り努力精進致してまいります。


2006年4月4日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

いよいよ新年度が始まりました。入学、就職、新学期等々、学校や職場など社会環境や生活サイクルが大きく変化する時期でもあります。

「住めば都」とよくいいますが、生活環境が変われば様々な点において、良くも悪くも変化が生まれます。 21世紀は、IT時代だといわれますが、ひと昔前と比較すれば「変化」というものの速さには驚くべきものがあります。
ビジネスにおいても、「時間」を買うM&A(企業買収)が日々多く行われています。
しかしながら、いざ「食」に関しては、できることなら時間も、素材にもゆっくりとした「スローフード」を楽しみたいものです。


2006年1月25日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

2006年が始まり一ヶ月が経とうとしています。様々な分野で「ショッキング」といえる事件が起っています。『何が起っても不思議ではない』時代に突入したようです。

森羅万象、いかなる事も偶然ではなく、すべて必然に起るものだといわれます。そう考えるとこれからの時代を生き抜いていく方法もあるように思われます。必然に起る物事に対し、前もって心の準備や身の回りの備えをしていれば、起ったことにある程度対処できるからです。

口で言うのは簡単ですが、実際に行動することは難しいものです。「十の備え」は無理かも知れませんが、「五の備え」程度ならできるかもしれません。

飽食の日本ではありますが、「食糧危機」ということを考えれば、保存食品や備蓄食品というものを見直してもよい気が致します。弊社は、日本古来の健康食品であり、保存食品でもある「昆布」を通して皆様のお役に立てるよう今後とも努力致してまいります。


2005年11月17日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

今年も残すところ一月あまりとなりました。皆様にとりまして良い年でありましたでしょうか? 地球温暖化や新型鳥インフルエンザの発生危惧など、様々な不安要素もありますが、来年も良い年でありますよう心よりお祈り申し上げます。

日本やアメリカ、中国、ロシアという一つの国ではなく、「地球」という規模で考えると、全人類が「運命共同体」というべき時代に突入した感があります。
最大の危機として、「地球温暖化」があります。様々な理由がありますが、人類の生命活動によって多くの資源を消費していることが最大の原因です。経済発展により、人々の生活がより便利になるのは良いことではありますが、それによる弊害も大いに考慮すべきだと思います。

私達の子孫に、「地球」という大切な『家』を残してやれるよう、一人一人が責任をもって行動することが大切なのではないでしょうか。


2005年9月6日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

残暑も終わり、台風の多くなる季節がやってまいりました。暴風・集中豪雨・高波など、様々な災害が心配されます。十分ご注意下さい。

先日もアメリカに巨大ハリケーンが上陸し、多くの人々が亡くなり甚大な被害がでたところです。世界的に見ましても異常気象による大雨・干ばつなどが起り、多くの人間がその被害を受けています。

地球温暖化が理由だといわれていますが、それ以外にもいくつかの理由が複雑に影響しあっているように思います。いずれにしても、このままでは私達の大切な地球が大変なことになることは事実てす。

世界の一人一人が「自然の大切さ」に対しての確かな認識を持ち、早急に自ら行動していかなくてはならない時代になったということです。私どもも「食」を取り扱う企業と致しまして、大いなる危機感を持ちつつ原料確保と製品の安定供給を進め、より一層努力精進致してまいる所存でございます。


2005年4月22日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

桜の季節も終わり、新緑の美しい季節となります。

「ゆとり教育」という名のもとに、学校教育が大きく変わりましたが、最近早くも軌道修正の動きがでてきたような気が致します。

学校「教育」とりわけ、「義務教育」を考えれば、ある意味日本国民が受けるべき最低限度の教育レベルだと思います。しかしながら、「ゆとり教育」を導入した時期に運悪く「義務教育」を受けざるを得なかった子供はどうなるのでしょうか。

先頃、ある市町村合併の名前決定に際し、行政幹部の方が「やってだめなら、また考え直せばよい」という発言をしていましたが、「やり直しのきかない事」もあるという認識をもち、今後21世紀の日本の舵取りをしていただきたく思います。


2005年1月20日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

2005年も始まり、今年も皆様方にとりまして幸多き年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

昨年末に起った「インド洋大津波」は、今なお被害が拡大しつつあり、世界の人々の援助が必要であるように考えます。また、我が日本におきましても日々刻々、全国各地で頻発する地震の恐怖は大変大きなものであります。

来るべき地震・災害などに対する予知は進んでいるといわれますが、100%の確立で予想することは不可能だと考えます。ならば日頃からの「備え」を確実にすることこそが、私達にできる最大限の予防ではないでしょうか?

昆布という「保存食品」を販売している弊社にとりましても、日常お召し上がりいただく商品以外にも、防災用非常食的な商品開発も進めてまいる所存でございます。本年もよろしくお願い申し上げます。


2004年11月20日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

今年も12月を残すところとなりました。振り返ってみますと明るいニュースの少ない一年であったように思います。来年こそは平和で良いことの多い一年になるよう祈願致します。

新しい世紀に入って、4年が過ぎようとしています。様々な分野で驚くほどの変化が起っているのは紛れもない事実です。

地球という「家」を考える時、人間の他にも様々な【命】をもった同居人が一緒に生活していることを再考すべきではないでしょうか。

互いの存在を尊重かつ認識することで、共存共栄の方程式が成り立つことを忘れてはならないと考えます。
私どもは生存の根幹である「食」を供給する立場のものとして、大いなる自然の恵み(昆布・昆布加工品)をみなさまにご提供していけるよう努力致してまいります。


2004年9月18日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

暑かった夏も終わり、いよいよ「秋」です。明るいニュースの少ない昨今ですが、せめて過ごしやすい「秋晴れ」の天気が続くことを期待したいところです。

日本国内での大人や親による「子供虐待」「子供殺傷事件」、ロシアでの学校占拠による大量の子供死傷事件などなど、いよいよ「この世の終わり」とも言える悲しい事件が多発しています。

その背景には、様々な要因があるとは言え、人類の将来を託すべき「子供達」が悲惨な事件に巻込まれるということは、本当に危惧すべき事だと考えます。人類の未来を自らの手で消失させているといっても過言ではないと思います。

前回のメールマガジンでも申しましたが、子供は無限大の可能性を持っています。また、人類の未来も大切な子供達が担っていくことになります。私も含め、地球上の「大人達」は何よりもこの大切な子供達を守る義務があるのではないでしょうか。
私どもは生存の根幹である「食」を供給する者として、大切な子供達の成長をサポートしていけるよう努力致してまいります。


2004年7月22日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

今年の夏は、今までになく暑い夏ですが、体調にはくれぐれもご自愛の上お過ごし下さい。

さて、子供たちにとって長い夏休みとなりましたが、日本の将来を担っていくであろう子供達の教育が危惧されています。その原因は「ゆとり教育」に端を発したものではないにせよ、戦後の目覚しい日本経済復活の原動力はまさしく日本国民の「勤勉性」だと考えます。

そこには一生懸命勉強し、ひたむきに働く日本人の姿がありました。終身雇用制度、年功序列賃金から成果主義、実力社会への時代・社会の移行に伴い、今後も益々その傾向は続くものと予想され、より一層「勝者敗者」のはっきりした社会になるものと予想されます。

子供の可能性は無限大だと考えます。それを取り巻く「親」「教育現場」「地域社会」「国」の役割が今まで以上に重要な時代に入ったのも事実だと思います。 私どもは「食」を通して、夢多き大切な子供達の「食育」を今後とも重要テーマとして取り組んで参ります。


2004年5月22日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

本日、日本の歴史に残る日となる出来事が起ろうとしています。様々な諸問題を解決すべく、小泉首相が2度目の北朝鮮訪問(トップ会談)を行ないました。

現在、世界の様々な場所で戦争や紛争が頻繁に行われ、多くの人命が失われています。日本をはじめとする先進諸国は、21世紀に入って未だ貧困に苦しむ諸国の多さを考え、地球的観点から人類の共存・共栄を推進していかなければならない気が致します。

私どもの取り扱う「昆布」も、大いなる海の恵みであり、大切な天産物であります。今後ともこの大切な資源をみなさまにお届け致してまいります。


2004年1月29日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

2004年も早いもので一月が過ぎようとしています。みなさんそれぞれに今年の抱負があり、その達成に向けて努力される事と存じます。

今年も、年初より「鳥インフルエンザ」をはじめ『食』に関する重要な問題があり、日本国内や世界を問わず国境を越えた対策が必要な状況です。

日本国内食品で、自給自足のできる日本古来の健康食品である「昆布」を取り扱う弊社も、この現状を認識し改めて「食」に対する問題を真剣に考え、皆様方に安心かつご支持していただける商品のご提供ができるよう努力邁進致します。


2003年12月27日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

2003年もいよいよ残りわずかとなりました。みなさんにとって良い年でしたでしょうか?

今年も、日本国内や世界を問わず様々な問題がありました。年の瀬にあたり新年の抱負を思い浮かべるのですが、なかなか思いどうりにいかないのが現実のような気が致します。

来年はみなさまにとりまして本当に良い一年でありますよう心よりお祈り申し上げますとともに、日本古来の健康食品である「昆布」を取り扱う弊社も、皆様方が健康にお過ごしいただけるよう努力邁進致します。


2003年8月29日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

残暑厳しい日が続いていますが、今年の夏は過去の歴史の中でも気温の低い年となり、冷夏による農作物への被害が心配されます。

日本のみならず世界的にも異常気象が起っており、地球に住む人類にとっては大変危惧すべき状況だと考えます。私たち一人一人が真剣に環境問題を考え、できることから早急に取り組んでいかなければならない気がいたします。

次世代をになっていく大切な子供たちのためにも、私たち大人にかせられた責任は大きなものだと言えるでしょう。


2003年6月21日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

今年も早いもので半分が過ぎようとしています。あっという間ですが、世界や日本では様々な出来事がありました。

いつもいわれることですが、日本の「バブル崩壊」後十数年が経過し、いまだに回復をしない経済ではありますが、私個人としては少し「いい風」が吹き始めたような気が致します。
経済アナリストではありませんが、今までの十数年と違い、ようやく日本も本当の意味の危機意識をもち始め、実行・行動しつつあるような感じが致します。
もちろん、今後の経済は大変厳しい状況が続くかも知れませんが、ある意味、「結果を恐れて実行しない」より「結果を恐れず実行する」事が大切だと思います。

現在、絶好調の「阪神タイガース」のように、企業も個人もここ一番元気を出して、21世紀の荒波を乗り越えていきたいものです。


2003年4月14日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

米英対イラクの戦争もようやく終わりが見え始めたかのようですが、今後は様々な問題が世界各国に残されたような気もいたします。いつの世にも「平和」を願う気持ちがある反面、「戦い」という行為もなくなりはしません。

米ソ冷戦時代の終焉以降、中国の改革開放政策による自由主義経済社会への移行やヨーロッパ各国のEUへの統合など、時代とともに世界の地図も塗り変わっていく現在において、人々の「平和」への思いが強ければ強くなるほど、「戦争」という行為そのものの 危険性も増えつつあるような気が致します。
料理は、「万国共通」と申しますが、私どもも「昆布」という食品を通して、いつの世も「平和」であるよう努力いたしてまいります。


2003年2月22日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

2003年もはや2ヶ月が過ぎようとしています。みなさんにとって良い年のスタートとなりましたでしょうか?
個人的な事で申し訳ございませんが、お正月早々腰痛になり、一人では歩行できない状態がしばらく続きました。現在は回復し自分なりにリハビリでも始めようかと思っております。
自分自身では若いつもりで考えていますが、体は正直なもので年齢の経過とともにいろんな障害が出てくるものだと、身にしみて実感いたしました。

「健康」の大切さをあらためて実感し、また突然に起こりうる事態に対しても、自分でできる限りの「危機管理」を実行していかなければならないことも思い知らされました。
世界全体が激動の時代に突入した現在では、企業や個人の区別なくより一層「危機管理」の大切さを考えなくていけないように思います。


2002年12月31日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

2002も激動の中で終わろうとしています。みなさんにとって良い年でありましたでしょうか?
毎年毎年、今年こそは良い年になるよう祈願するのですが、なかなか「願い」がかなわないのが現実だと思います。
そんな中で、「健康」は最も大切なものであります。「医食同源」という言葉の通り、もう一度「食べること」の大切さを再認識し、 大いなる自然の恵みを一人一人の「健康」に役立てていきたいと考えております。

昆布の鳥居では、日本古来の食品であり、国産品としての自給率の高い「昆布」を通して、より一層みな様方のご健康に貢献できるよう努力いたしてまいります。
来年こそは「良い年」でありますようお祈り申し上げ、今年最後の「メルマガ」発行といたします。


2002年10月17日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

「天高く、馬肥ゆる秋」。食べ物はおいしい、行楽・スポーツにも最適、読書や趣味にもいい季節です。
日本の四季は「春・夏・秋・冬」、その季節ごとに風情があり特徴がありました。しかし最近では、環境破壊や地球温暖化などの影響か、以前より季節のメリハリを 感じなくなりました。

「変化」する事は、ある意味とても大切なことなのです。春は春らしく、夏は夏らしく、秋は秋らしく、冬は冬らしく、人間も同じでその時代時代に適応し、 「変化」していくことのできる人間だけが、21世紀の時代に生き残っていけるような気が致します。
変化を恐れず、変化することを楽しみながらこの時代を生きていきたいものです。


2002年8月12日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

暦の上では「立秋」を過ぎ、そろそろ「秋」なのですが、現実はまだまだ残暑厳しい日々が続きそうです。
日本人は昔から「勤勉な国民」だといわれ、現在の『経済大国日本』を作り上げた要因の一つでもあるような気がいたします。 要因の一つといいましたが、ただ単に勤勉だけでは第二次大戦後、わずか半世紀余りで世界屈指の経済大国をつくること事ができなかったかもしれません。

NHK番組「プロジェクトX」でも様々な企業が紹介され、困難・不可能なことを実現、成功に導いてきたように、現在の低迷する日本においても 今一度、勤勉さと優れた発想を生かし「不屈の精神」でこの難局を乗り越えなくてはならないような気がいたします。


2002年6月24日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

待ちに待ったワールドカップサッカーもいよいよ佳境となり、日本代表チームも善戦し4年後の大会まで更なる活躍を期待するものです。今回のワールドカップサッカーもそうですが、やっている最中は期待が大きいだけに大いに盛り上がり大変な騒ぎになりました。
しかし、終わってみると今回のように惜敗した場合は、特にがっかりし落胆が大きくなるのも事実です。

熱狂的なサポーター達の存在や国を挙げて自国のチームを応援するなど、いかにワールドカップサッカーが偉大なイベントであるかを感じさせられるものでした。

「バブル崩壊」後10年以上経過し、未だ本格回復していない日本経済にとって、4年後の大会までには何とか復活できているように期待したいものです。そして、次回のワールドカップサッカーでの日本優勝も大いに期待したいものです。

日本!!  日本!!  日本!!  日本!!  日本!!


2002年4月27日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

早いもので第1回目のメールマガジンを発行して、2年が過ぎました。あっという間の出来事のようですが、よく考えるといろいろな事があったように思われます。 みなさま方のご指導・ご協力により、当サイトも少しばかり成長することができました。心より感謝を申し上げますとともに、より一層努力精進し、みなさまのお役に立てる情報サイトとして 今後とも運営いたしてまいります。

バブル崩壊から10年以上経過し、今なお厳しい状況が続く我が国では、企業倒産・金融不安・失業率の増加等々、今まで経験したことのない状況が複合的に起こっています。 私の個人的な意見ですが、戦後日本の目覚しい経済発展(エコノミックアニマルとまでいわれた)は、日本国民の勤勉性・日本独自の社会慣習などが時代背景と合致し、結果として世界のトップクラスまで昇りつくことが できたと思います。

米ソの緊張緩和以降、EUの誕生、中国の経済開放政策等による発展など、世界全体が変化しつつある状況の中で、日本はもう一度、独自の手法で復活しなければならない気がいたします。 様々な分野での不透明な出来事が起こっている昨今で、「云うは易し、行うは難し」で何をすれば良いのかすら判断できない状態ですが、日本国・日本国民ともここを乗り越えなければ、夢多き子供達の将来は想像できません。

私自身、一昆布事業家として、また夢見る1人のベンチャー企業予備軍として、できる限りの努力を継続し、次世代を担っていく子供たちにバトンタッチできるようがんばっていこうと考えています。


2002年3月15日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

いよいよ春本番です。4月は入学・入社・新学期など、物事が新しくスタートする大切な時期です。厳しい状況が続く日本経済・日本社会ではありますが、 気分を変えて背筋を伸ばし、前向きな姿勢で物事に取り組んでいくことが大事なのではないでしょうか?
どんなことでもいいから「何か目標を持ち」、有言実行の態度で私たち一人一人が行動することこそ今の日本を変えていくことができる一つの方法のような気も致します。
そのためには、心と体の「健康」がたいへん重要となり、私どもは「昆布」を通して皆様方のご健康をサポートさせていただけるよう努力してまいります。


2002年1月19日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

新年明けましておめでとうございます。本年もご愛顧のほどよろしくお願いいたします。 早いもので今年も今日で20日近くが過ぎようとしています。お正月ぼけしたくとも、企業倒産や失業率の増加、ペイオフの開始など ぞっとするような話題ばかりで、2002年も始まりました。
いろんな事を乗り越えていかなければ、激動の21世紀を生きていくことができませんが、その時に大切なものが「健康」だと考えます。 「健全な精神は、健全な体に宿る」とも言いますが、とにかく「健康」でなければ何もできません。 弊社といたしても、より一層みなさまの大切なご健康を「昆布」を通してサポートさせていただけるよう努力いたします。


2001年8月11日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

今年で終戦後50年以上が経ち、世界的に考えれば益々「平和の大切さ」が重要だと考えます。 武力による衝突は世界の各地で現在でも行われていますが、それ以上に先進諸国による「経済戦争」は 今後も過激になりつつあるように思います。
人間は感情の動物であり、自分自身の感情のコントロールを失うと最も危険な状態になる事があります。 「健全な精神は健全な身体に宿る」といわれるように、人類の「平和」と同じくらい「健康」に関しても 気をつけなければなりません。私がこの世に生を受け、「昆布とのつきあい」を初めて約40年、今後も 21世紀のみなさまのご健康を「昆布」を通してサポートできるよう努力いたしてまいります。


2001年6月21日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

最近は新聞を読んでも、テレビを見ても全くといっていいほど良いニュースがないように思います。20世紀末より始まった一種のIT革命により世界の時差というものは より一層なくなったとも言えます。人々は先を争って次世代のビジネスチャンスを獲得しようと必死に活動しています。この事は良い反面、ある意味「ゆとり」を失う元凶にもなっているような気がします。 国家にしても企業にしても、はたまた個人にしても生き残っていくためには仕方のないことかも知れません。しかしながら、人間として忘れてはいけないものをなくしかけているのではないのでしょうか?
「思いやり」「感謝」「まごころ」「親切」・・・・。
目的、ビジョンを持って進むことは決して悪いことではありません。しかしながら進む途中で一呼吸を入れ、現状を把握・認識することも大切なことではないでしょうか。 21世紀が希望と夢が持て、そして豊かでゆとりのある世紀となるよう私どもは「昆布」を通して貢献できるよう努力いたしてまいります。


2001年5月2日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

長らく凋落している日本の政治にもわずかながら変化の兆しを、期待させつつあるように感じられます。 経済一流といわれる我が国で、戦後政治のあり方については様々な意見がありますが、少なくとも今後21世紀の世界を 考えれば、現在の政治では間違いなく、先進諸国の一員としてはやっていけないでしょう。
われわれが生業としている「昆布」は現在IQ商品として、輸入の自由化が行われていません。 国内生産量の約95%を北海道産昆布が占め、その平均生産量自体も減少傾向にある現在では、健康食品である「日本古来の昆布」をより 多くの人に手軽に食していただけることを考えれば、ある意味で良質の輸入昆布に頼らざるを得ない状況にあります。
弊社といたしましても、より良い商品をリーズナブルな価格でご提供できるように努力いたしておりますが、輸入の自由化問題は、 政治的な問題が多く関係しているものであり、今後の政治主導での昆布の自由化を期待するものであります。


2001年3月23日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

今年も早や3ヶ月が経ち、いよいよ新年度でもある4月です。季節の移り変わりは着実に行われていますが、日本も含めて世界情勢は 「小春日和」には程遠い気がいたします。人間は現代までその英知を結集して様々な変革を起こして歩んできました。しかしながら多くを手にしてきたものの 自然に対してはある意味で無抵抗のような気がいたします。すべてを克服することを考えることより、共存することのほうがより良いこともたくさんあります。 地球破壊・環境破壊が叫ばれる昨今、自然といかに歩んでいくことができるかが、21世紀の人類にとって最重要課題ではないのでしょうか。
私どもも「昆布」という自然の恵みを大切にし、また次世代に残していけるよう努力してまいります。


2001年1月20日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

21世紀もいよいよ幕が開き、多くの方々が期待と希望をお持ちのことでしょう。しかしながら、昨今の世界情勢や日本の経済状況等々を考えれば 自己改革を伴なう努力なしに、期待や希望することを実現することは非常に困難なことのように思います。
過去の慣習や成功事例を断ちきり、確実性のあるビジョンを掲げ新しい方法で取り組んでいかなければ未知の世紀を生き抜いていくことは難しいのではないのでしょうか。 しかしながら、極端な悲観をせず確固たる信念を持ち、前向きに努力することが大切だと、自分自身にも言い聞かせつつ歩んでまいる所存です。
本年も昆布を通してみなさま方のご健康をサポートさせていただきます。


2000年11月25日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

今年も残すところ、30日程となりました。今年は20世紀最後の年でもあり、歴史的な観点からも1つの節目に当たる年でもありました。 21世紀は世界的なIT革命により、経済を含めた様々なものが一層スピードアップし、国境を越えたグローバルな展開になるものと私個人は考えます。
「昆布」という「ハード」を取り扱う弊社にとって、それを食すことによって結果として得ることのできる「健康」という皆様方の願望にお答えすべく、 より参考になる「健康のための情報」という「ソフト」を提供し、21世紀企業として、努力邁進してまいります。


2000年6月26日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

2回にわたり、幼少期の「昆布とのつきあい」を通して、「食生活・遊び」についてお書きいたしましたが、今回は、現在の食生活における「昆布」の役割について私の考えをお話します。
現在の日本では、お金を出して買えない食べものがほとんどない。言葉を変えて言いますと「世界一飽食の国」と言っても過言ではないように思われます。
しかしながら、肥満・糖尿病・成人病など昔は少なかった病気が、現在・今後も増えつつあります。一概に食生活の変化だけではないかもしれませんが、それにあたえる影響は少なくありません。
そこで「昆布」が現代の日本人の食生活には欠かせない食品の一つであることを、ご説明させていただきます。そもそも人間の体液の成分は、海中の成分とほとんど同じだといわれます。「昆布」は海の中で育つ海藻であり、 海中の養分を栄養として育ちます(厳密には陸上の養分も栄養としています)。ということは、人間(日本人)にとって昆布の成分は最も良く似た食品であるということではないでしょうか。
日本古来より食されてきた「昆布」を、日々の健康維持のために、より一層みなさまの食生活に取入れていただけるよう、一企業として努力してまいります。


2000年5月24日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

早いもので先月の創刊から一カ月が経ちました。先月は、昭和30年代の食生活を通しての「昆布とのつきあい」をお話しさせていただきましたが、 今回は遊びについて、お話する事にいたします。
現代の子供たちの遊びに代表されるテレビゲーム等などは、当時はあるはずもなく、私にとっての遊び場所の一つとしては、昆布倉庫の中がありました。昆布を 湿気から防ぐために、コンクリートと木材、わらを使って何重にも保護された内部は、一年中ひんやりとして夏の遊び場としては最高でした。当然として、 現在のようにクーラーもなく、扇風機があるだけの生活環境の中で、昆布の倉庫内は文字どおり私にとって天国のような場所でもあり、地獄のような場所?? でもありました。というのも、厚い扉のついた倉庫は、文字どおり密室にもなります。当然として、「わがままばかり言ってると倉庫へ・・・」という具合に、 両親の戒め文句の場として使われることもありました。
私の場合は「昆布とのつきあい」(昆布倉庫)を通して、ある意味で、幼少期の大切な教育(しつけ)を受けたような気がします。


2000年4月24日号

◆編集・発行責任者 鳥居敬史

西暦1961年、昆布屋の長男として誕生した時から、私と昆布とのつきあいが 始まりました。いや、現代よく使われ人類にとって21世紀のテーマとも言える言葉を用いれば、 私を誕生させた両親、はたまた祖父母・・・・。つまりは遺伝子(DNA)レベルでずっと昔より、すでに私と昆布 とのつきあいが始まっていたのかもしれません。
今回が記念すべき、第1回目のメールマガジンということで、今後は月に1回のペースで、「昆布とのつきあい」を通して、 みなさま方のご健康維持に貢献できるような情報を発信させていただきます。